下鴨神社にある「さざれ石」

 

さざれ石とは、(Wikipediaより) さざれ石は、もともと小さな石の意味であるが、長い年月をかけて小石の欠片の隙間を炭酸カルシウム(CaCO3)や水酸化鉄が埋めることによって、1つの大きな岩の塊に変化したものも指す。学術的には「石灰質角礫岩」などとよばれる。石灰岩が雨水で溶解して生じた、粘着力の強い乳状液が少しずつ小石を凝結していき、石灰質の作用によってコンクリート状に固まってできる。 日本では、滋賀県岐阜県境の伊吹山が主要産地である。 2003年(平成15年)9月に、宮崎県日向市の大御神社で、境内の拡張工事中に日本最大級のさざれ石群が発見された。

 

さざれ石とは、小さな石が炭酸カルシウムでくっついていき大きくなった石、とのこと

 

下鴨神社の案内板では

国歌「君が代」にうたわれた「さざれ石」 さざれ石とは、小さな石という意味です。 火山の噴火により石灰岩が分離集積して凝固した岩石で、長野県の天然記念物になっています。 日本各地には、子持ち石とか赤子石など石を神として祀る信仰がたくさんあります。 「さざれ石」は、年とともに成長し、岩となると信じられている神霊の宿る石です。 「古今和歌集」には私たちの遠い祖先から信仰してきた生石伝説の「さざれ石」が詠まれており、国歌の原点となっています。 当神社にも「鴨の七不思議」のなかに「泉川の浮き石」や「御手洗の神石」という伝承と式年遍宮の祭事に「石拾い」という神事があります。いずれも永遠の生命力と不思議な力を現しています。

 

石が大きくなっていくことに、昔の人は神秘を感じて神石として祀っていたそうです。

 

 

ちなみに国歌にうたわれている「さざれ石」は岐阜県揖斐川町の実在しているもので、さざれ石公園内にあります。

 

さざれ石公園の写真

 


 

さざれ石は各地で祀られているWikipediaより)

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